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地域ブランドフォーラムin九州(続き)と源光庵

<パネルディスカッションから学んだこと>

今回のフォーラムのパネルから私が学んだことを簡単に列挙させていただきます。<(_ _)>

1.良い物を作ること

良い物でなければ「地域ブランド」にはならないとつくづくと学びました。これは単に消費者がメリットを得るという話ではなく、作り手、販売者の意欲に大きく影響を与えるからです。

良い物を作るから頑張れる、良い物を販売するから積極的になれるのだと思いました。

2.権利の重要性

商標出願のタイミングの難しさを痛感しました。全く知られていない時では「文字だけの商標」は取得できないし、全国レベルに知られてしまうと「普通名称」と言われてしまう場合もある。

この観点からも「地域団体商標」を活用されたら良いなと思いました。

3.第三者評価が必要

賞を取れば広告費の節約になりますし、知名度も一気に上がります。また、大規模スーパーや有名百貨店(伊勢丹の名前がたくさん出ました)のバイヤーから貴重なアドバイスが得られると考えられます。

地域が独りよがりにならないような取り組みが、製造にも、販売にも必要だと思いました。

4.技術の裏づけが必要

島原素麺は製品をより高品質にするため、さらに技術開発されて特許まで取得されました。

黒酢は成分の分析のため、九州大学医学部や他大学と協力して黒酢の効能や成分など研究されたそうです。

「何となく機能が良い」というのでは製品の説明責任が果たせないため、営業ができません。

多くの地域ブランドにおいて、科学的な解明が必要なケースが多いと考えられます。

大学や公設試の役割が重要になっていると思いました。

5.農工連携が必要

「地域資産」を最大限に活用するには、「農工連携」は避けて通れないと痛感しました。

さらに、ネット販売が可能となるように「サービス産業」とのリンケージも重要でしょう。

地域の総合力が試される時代だと思いました。

◎「MIP学生」さんがコメント中で指摘されたURL(2006年12月4日19時40分:追記)

http://www.kyushu.meti.go.jp/press/18_4/180427_jyuten/180427_18fy_jyuten.pdf

<源光庵>

昨日(12月1日)の朝、鹿児島から京都へ移動しました。

鹿児島空港から伊丹空港までわずか1時間。ブログの原稿は半分しか書けませんでした。夜中に続きを書いた次第です。

京都で調査した企業は内緒です。そのうち原稿にします。(*^_^*)

ついでに、「源光庵(京都市北区)」に立ち寄る機会がありましたので、気分転換用としてお届けします。

四角窓は「迷いの窓」、丸窓は「悟りの窓」と名付けられています。私は丸窓の方が好きです。

枯山水と借景を堪能できる素晴らしい寺院でした。

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コメント

地域ブランドに農工連携が必要だというコメント、大変参考になりました。
実は、九州経済産業局では、今年度の重点事業として産学官連携を挙げており、その中に「農工連携」も挙げられています。「九州農工連携推進連絡会議」というものです。地域ブランドというよりは、産業技術(とりわけ産学官連携によるもの)の発展のために連携しよう、というもののようです。
よろしければ、以下のページをご参照ください。
http://www.kyushu.meti.go.jp/press/18_4/180427_jyuten/180427_18fy_jyuten.pdf

投稿: MIP学生 | 2006年12月 4日 (月) 17時53分

先ほど書き込んだ際、途中でアドレスが切れてしまいましたので、アドレスを再度お送りします。(これでも切れた場合は、検索をお願いします)
九州経済産業局のHPから「九州農工連携推進連絡会議」でキーワード検索することでもご覧いただけます。http://www.kyushu.meti.go.jp/press/18_4/180427_jyuten/180427_18fy_jyuten.pdf

投稿: (HPアドレス再送) | 2006年12月 4日 (月) 17時57分

MIP学生様
コメントありがとうございます。
御指摘の通り、「農工連携」の芽が出始めていますね。この意味でも、農林水産関係の方への知財教育を急ぐべきと考えています。

この資料は「平成18年度 九州経済産業局 重点施策」といい大変意欲的な内容です。
ブログ本文の関係箇所にリンクを貼っておきますね。皆様、是非、御一読下さい。

余談ですが、資料の第1頁に登場される「総務企画部 総務課の生越(おごし)課長」は、「し」と「せ」が異なりますので親戚関係ではないようです。初めて拝見したとき、仰天しました。
是非、御挨拶に伺いたいものです。

投稿: 生越由美 | 2006年12月 4日 (月) 19時37分

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