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世界最先端のコンテンツ大国の実現を目指して

<コンテンツのネット流通促進>

本日(22日)10時~11時半、政府・知的財産戦略本部コンテンツ専門調査会の企画ワーキンググループ(第4回会合)が開催されました。

関係省庁、関係団体、マスコミなど、実に多くの方々が傍聴されています。私は、ほぼ毎回傍聴させていただいています(事前登録要)。

今回の「世界最先端のコンテンツ大国の実現を目指して(案)」の基本認識は次の4つで、これらを踏まえて議論されました。

① 世界のスピードある変化と乖離している。
② 潜在的な能力が十分に生かされていない。
③ コンテンツ市場の拡大を目指す。
④ 民が主であり、官が阻害要因を排除する。

「ネット配信等の活用により、国民が好きな時に好きな放送番組を見ることができる」などについて提案されました。

日本をコンテンツ大国に変えるために必要な措置ですね。(*^_^*)

<他のコンテンツ振興戦略>

資金調達から作品の企画・販売まで手がける「プロデューサー」などの人材育成、
日本の素材を総合的に集めた「国際コンテンツカーニバル」の開催、
若手アニメ作家らを海外派遣する「アニメ文化大使(仮称)」事業、
外国人漫画家を表彰する「日本漫画賞(仮称)」の創設なども提案されました。

会議終了後、大急ぎで大学に戻り、本日の3限(12時50分~)と7限(20時10分~)の2回の「知財政策」の授業でこれらの議論を紹介します。ビジネスの参考として、政府の動きを迅速に知ることは重要です。

本日の授業は課題レポートである「知的財産推進計画2007への政策提言」に対する講評ですが、コンテンツ関係の提言の講評中でお話します。

全部で数十個の院生さんが作った知財政策の提案があります。昨年に引き続き、今年も知財事務局に提案書を提出します。これらの提言が実現したら嬉しいです。(*^_^*)

<牛尾氏のまとめの言葉>

ワーキングの会議で楽しみにしているのが、座長のウシオ電機㈱会長の牛尾治朗氏が会議の終了時に話されるお言葉。

毎回、先見性と国際性がある未来志向の素晴らしい考え方を示されます。(*^_^*)

以下、前回(第3回)の議事録から抜粋。正確な内容は全文を御参照下さいね。

「・・・ソフトの場合は企業よりも個人を尊重しないと成功しない社会。日本の社会には、個人と企業の間にすごい差別があるんです。企業ならいいけれども、個人でもうけるのはけしからぬというような議論があるんです。

こういう文化が個人との契約を拒否するということが非常にある。この辺はやはり明治以降の文化的な問題、大衆的な問題をどう乗り越えるかというのは、単なるこの審議会だけの問題ではないけれども、政治は割りと早く小泉政権発足以来、この5~6年間で20年分ぐらい吹っ飛んで走っているわけですから、この勢いで行かないと日本は遅れてしまうだろうという実感を持っています。

ただ、今日あったように、アメリカ型で行くのか、ヨーロッパ型で行くのかというのも、実はそろそろ我々は考えなければいけないときに来ているので、そういうことも込めて、グローバルであるということは、世界の人々と一緒に生きていく覚悟をすることなんです。個別を除けばね。日本人だけで生きられない社会になったということですね。

グローバルは世界の人と一緒に生きていく覚悟をこれから30年も、50年もすることなんですね。排他的な差別感では、もう生きられない時代に日本の地位はなっている。それはグローバルの基本だと思うんです。

・・・基本的に我々は日本という国の将来は、先端を行く限りは、やはり世界の人と一緒に生きていくことを覚悟しないといけないということが一番大事なことだと思います。特にコンテンツの世界は、そういう人間に関わる問題であります・・・」

時代の変わり目には多くの課題がありますが、同時に無限の可能性もあります。日本文化のユーザーは世界中におられます。

クリエーターが豊富に育つ環境、世界に発信できる仕組みを構築したいですね。みんなで良い日本を作りましょう。(*^_^*)

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