2007 ライフサイエンス知財フォーラム
<経団連会館・大手町>
昨日(19日)午後は、日本製薬工業協会と財団法人バイオインダストリー協会が主催する標記フォーラムに御招待戴きました。
正式なサブタイトルは、「大学等で創出された基本技術・基盤技術の活用と産学連携の活性化 世界最先端の知財立国実現に向けた産学連携を考える」でした。
<産学連携の現状と将来>
特別講演として、次の4氏がお話されました。(敬称略)
○「科学技術政策の現状と将来」
阿部博之(前総合科学技術会議議員・東北大学名誉教授)
○「ライフサイエンスを支える知財戦略」
荒井寿光(知財評論家・前知的財産戦略推進事務局長)
○「「イノベーションスーパーハイウェイ構想」と産学連携の強化」
小島康壽(経済産業省産業技術環境局長)・・・1月26日にMIPで標準化戦略を講演予定
○「産業界から見たライフサイエンス分野における産学連携の現状と未来」
秋元浩(製薬協知的財産委員会委員長・JBA知的財産権分科会会長・武田薬品工業㈱常務取締役)
<阿部博之先生のお話>
阿部先生がまとめとしてお話されたことです。
① 日本は、「科学技術」は経済競争力の「源」という認識が希薄。
② 基礎研究に「多様性」を、芽が出たものは「選択と集中」を。
③ 人材がまだまだ足りない。システム改革も必要。
④ 子供に「知的好奇心」がなくなっているということは、大人に「知的好奇心」が足りないということ。クリエイティビティの価値を認識するべき。
私はいつも穏やかで優しい阿部先生の大ファンです。(*^_^*)
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