ものづくり日本大賞
<日本の強みの原点>
「“すり合わせ”というデジタルに不似合いな言葉にこそ、最先端技術開発の秘密がある」、
「守り・貫き・こだわるべきものは何か。逆境にめげず高品質を追求したこと、それが業界革新への第一歩だった」。
これらは、第1回ものづくり日本大賞受賞者の皆さんのコメントです・・・と、甘利明経済産業大臣が紹介されています。
2005年から始まり、2年おきに開催される第2回目の「ものづくり日本大賞」の募集期間は2007年1月15日~3月9日(金)です。
<対象部門>
今回、「青少年支援部部門」を創設されたのは画期的!!(*^_^*)
(1) 製造・生産プロセス部門
(2) 製品・技術開発部門
(3) 伝統技術の応用部門
(4) 海外展開部門
(5) 青少年支援部門
<熊野筆>
熊野筆は、授業や研修で良く教材にさせて戴いています。下の写真は、白鳳堂製の「きのこ筆」。
「さわり心地」の良さは体験しなければ分かりませんし、体験すれば記憶にしっかりと留まるので回覧することがあります。
大人はもちろん、子供たちは熱狂されます。(*^_^*)
この「熊野筆」と、「千と千尋の神隠し」「もののけ姫」などで有名な「スタジオジブリ」が関係あると朝日新聞が紹介しています・・・と、もうすぐ卒業される院生のMさんが教えて下さいました。
スタジオジブリは背景など、スタッフが手作業で描くためときに、熊野町の「松月堂」と「白鳳堂」で製造された「熊野筆」を使用されているそうです。
「熊野筆」は「地域ブランド」として有名ですし、「白鳳堂」は、「日本のものづくり大賞」第1回目で「総理大臣賞」を受賞されています。
「日本のものづくりの強み」は、アニメ産業にも好影響を与えているのですね。(*^_^*)
Mさん、御卒業されても引き続きいろいろと教えて下さいね。<(_ _)>
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
もののけ姫というと出雲のたたら吹きを
思い出します。プロジェクトXのDVDあれは興味深かったなあ。
投稿: 広島根 | 2007年5月 3日 (木) 22時43分
プロジェクトXは日立金属安来工場(出雲)というところでのカミソリ替刃の開発の話でしたね。先日、電気カミソリを買おうとして色々さがしていたら松下電器の電気カミソリもここの材料を使っているらしいですね。
高級特殊鋼を使って切れ味抜群らしいです。
投稿: アシタカ | 2008年1月27日 (日) 10時37分
最近のおどろき!!出雲より
世界最強の日本刀のナノテクノロジーを抽出して先端技術を駆使して日立金属(安来)が
SLD-MAGICという金型用鋼を開発した。この特殊鋼は韓国製鉄が出来ない優秀な
ハイテン(高張力鋼板)を切り裂いたり、曲げたりする金型に応用されている。
こんなことが韓国では出来ないのは日本刀には日本のオリジナル技術がいっぱい
詰まっているかららしい。
投稿: 島根人 | 2008年9月30日 (火) 21時26分
噂に名高きSKD11に替わる次世代旗艦鋼種ですね。なんだか、大物の斬鉄剣なんか作ってみたくなりますね。
投稿: ポプラ | 2008年10月 9日 (木) 19時11分
私も行ったことがあります。素敵な場所ですよね。
清水寺、足立美術館や和鋼博物館にもいきました。たたら製鉄が盛んだったらしいですね。あと和鋼博物館から見える
十神山、なんかジブリの天空の城ラピュタを思い起こすような、かわいい小山が綺麗でした。夜なんかライトアップすればあらたな観光地になりそう。
投稿: 幻想の安来 | 2017年4月23日 (日) 22時48分