キッザニア東京
後期に授業している「知財政策」のレポート課題は「知的財産推進計画2007」への提言でした。
毎年、履修生に翌年度の「推進計画」に提出できる政策を考えて戴いています。つまり、現在及び過去に実施されている政策は全て理解していることが前提です。今年も知的財産戦略本部に提出します。
今年の履修生であり、来年度の私の研究室のTさんが見出しの内容の提言をされました。(*^_^*)
「人材の育成と国民意識の向上」の「児童・生徒から実務者まで広く知財の重要性を普及・啓発させる」ための具体的な実施手段として、労働施策推進のために整備されてきた施設や人材等の資源を活用する。キッザニア東京に特許庁を。
「キッザニア東京」は、子供たちが就労経験ができる話題のスポットです。2~12歳のお子さんを持つ保護者しか入場資格がありません。我が家の子供2人は既に大学生ですので行く機会がありませんでした。<(_ _)>
困っていたら、同じく来年度の私の研究室のSさんのお子さんの保護者として、Tさんと共に見学することができました。(*^_^*)
私の研究室では「知財教育」を研究される方が増えています。<(_ _)>
<警察署、消防署、裁判所>
これらは立派に存在しました。裁判所(司法)の存在は「裁判員制度」が導入されることを考えるととても良いことと思います。
しかし国会(立法)や中央省庁(行政)や弁理士などの知的財産に関する職業を経験できる場所はありません。この意味で特許庁を作るのは素晴らしいアイデアと思います。(*^_^*)
以下、写真で御紹介します。キッザニア東京はノウハウの塊の凄い施設でした。子供の真剣な表情は宝物ですね。(*^_^*)
最初は消防署の消火活動、続いて裁判所の入り口です。
テレビ局の撮影風景と東京電力の電柱補修工事です。指導者の大人も素晴らしい表情をされていました。
病院では子供たちが赤ちゃん(人形)のお世話をしていました。新聞社では子供記者さんが紙面を作成していました。真剣な表情が本当に素晴らしいです。
最後は、帰り道に見えた風景です。青色LED(発光ダイオード)好きなので、思わず撮影しました。(*^_^*)
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コメント
これは素晴らしいアイデアだと思います。
子供達にとって大変楽しく、そしててためになる体験を提供できること間違いなしです。こういう企画なら小生も参加してみたいです。
投稿: 特許酔法師 | 2007年2月22日 (木) 09時54分
突然のコメント、失礼いたします。私はMIPの一年生で、昼間はキッザニアでアルバイトをしている者です。キッザニアを検索していたら、生越先生のブログを見つけ、嬉しくて思わずコメントを書かせていただきました。確かに現在、キッザニアには知財に関するパビリオンはないのですが、ビジネススクールというところで商品開発のアイデアを考えるというアクティヴィティがあります。子供の頃から独自のアイデアに価値があること、他の人のアイデアを尊重することなど、学んでもらえたら光栄です。
投稿: MIP生 | 2007年2月22日 (木) 10時56分
MIP院生様
コメントありがとうございました。
お返事が遅くなり、申し訳ありませんでした。<(_ _)>
MIPの1年生のどなたでしょう??(*^_^*)
是非、お知らせ下さい。
ビジネススクールも拝見しました。
最初に、子供たちにビジネス用のジャケットを羽織らせてから新商品の企画会議が始まっていました。
大人の服装になると、子供たちの顔つきも変わるのですね。
また、いろいろとお教え下さいね。o(^-^)o
投稿: 生越由美 | 2007年3月 2日 (金) 08時31分