明日の神話
皆様、ご無沙汰しております。<(_ _)>
今週は、審査作業、基礎調査、授業準備、放送大学のロケ準備に忙殺されて、ブログの更新をおさぼりしました。<(_ _)>
唯一の気分転換できたお仕事が、「明日の神話」のオープニング・レセプションでした。(*^_^*)
<東京都現代美術館>
2007年4月27日(金)の午後から、東京・木場の東京都現代美術館で「明日の神話」の展示が開始されました。縦5.5メートル、横30メートルの巨大壁画です。(*^_^*)
昨年12月のブログでご紹介した平野暁臣さんにお招き戴きましたので、会議の合間を縫ってオープニング・レセプションに駆けつけました。
石原慎太郎氏(東京都知事)の御挨拶に引き続き、与謝野馨氏(財団法人・岡本太郎記念現代芸術振興財団理事長、衆議院議員)、福原義春氏(東京都写真美術館館長、株式会社資生堂名誉会長)、氏家齊一郎氏(日本テレビ放送網(株)代表取締役取締役会議長) の御挨拶が続きました。
その後、テープカットです。糸井重里さんもおられました。
そして、レセプションとなりました。
会場では、CGアーティストで東大教授の河口洋一郎先生や、特許庁意匠審査官から日経デザイン編集長を経て武蔵野美術大学教授に転進された森山明子先生など、知り合いにお会いできて嬉しかったです。(*^_^*)
福原義春先生は、京都大学名誉教授の池上惇先生と新しい大学院(文化政策・まちづくり大学院大学)を創設することに取り組まれています。こちらは、2月のブログで御紹介しましたね。(*^_^*)
<明日の神話>
「明日の神話 再生プロジュエクト」のDVDで再生経緯を拝見していましたので、本物を見る機会を待望していました。
芸術の力は本当に凄いですね。一目見て圧倒され、私は救われた気持ちがしました。
以下、岡本敏子さんの言葉を引用させていただきます。
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『明日の神話』は原爆の炸裂する瞬間を描いた、岡本太郎の最大、最高の傑作である。
猛烈な破壊力を持つ凶悪なキノコ雲はむくむくと増殖し、その下で骸骨が燃え上がっている。悲惨で、残酷な瞬間。
<中略>
悲劇の世界だ。
だがこれはいわゆる原爆図のように、ただ惨めな、醜い、被害者の絵ではない。
<中略>
外に向かって激しく放射する構図。強烈な原色。画面全体が哄笑している。悲劇に負けていない。
あの凶々しい破壊の力が炸裂した瞬間に、それと拮抗する激しさ、力強さで人間の誇り、純粋な憤りが燃えあがる。
タイトル「明日の神話」は象徴的だ。
<後略>
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2007年4月27日(金)~2008年4月13日(日)の期間、特別公開されています。
折角の機会ですから、御覧になることを強くお奨めします。(*^_^*)
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