農林水産分野の海外知財情報
JETRO農水産部が、植物の新品種に関する知的財産権の現状と課題を「植物新品種の育成者権の活用と保護の戦略」というレポートにまとめられました。
執筆者は、農水産調査課の阿部道太さんです。今年3月までMIPの一期生として勉学に励まれていた方で、馬場錬成研究室で研究されていました。
阿部さんがまとめた修士論文(ワーキングペーパーといいます)がこの報告書の基礎となっています。
現在、JETROの農水産情報研究会に加入している約500社に配布されたそうです。
問い合わせ先 JETRO農水産調査課
電話 03-3582-5186
メールアドレス EXD@jetro.go.jp
2007年1月、STAFFが事務局となって、①中国に育成者権保護強化の要請(北京)、②育成者権侵害事例に関する視察(雲南省)を行い、この時の報告書を作成されました。
①は「中国の政府機関への要請等のための育成者権保護官民合同ミッション報告書」で、②は「中国における品種保護制度の運用及び権利侵害に関する対応事例等の調査報告書」です。
育成者権に関する海外情報はほとんどないのが実情です。海外進出を考えている企業にとって、大変貴重な資料だと思います。
問い合わせ先 農林水産先端技術産業振興センター
電話 03-3586-8644
メールアドレス wwwadmin@staff.or.jp
また、STAFFは「農林水産分野の知的財産テキスト(入門編)」(A4判カラー刷り32p)を作成し、3月12日に関係者に配布されました。
このパンフレットは、多くの方に利用してもらうためにホームページ(4.5MB)で公開されています。
容量が大きい(4.5MB)ので、ダウンロードにあたりましてはご注意くださいとのこと。
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