特許の演習授業2
以前のブログで御報告したとおり、今月は私にとって「拒絶理由通知を作る月」です。
連休明け以来、院生さんが作成した明細書と図面に対して、IPDL(特許電子図書館)でサーチして、拒絶理由通知書を起案しています。
皆さん、大発明をされました。(*^_^*)
土曜日の授業で数件の明細書に対して拒絶理由通知を御説明をしましたが、正直な話、なかなか良い先行技術が見つからず困りました。来週はもっと頑張りますね。(*^_^*)
来週以降も、拒絶理由通知を作成する日々が続きます。今月は、出張先でもパソコンとIPDL(電子図書館)から縁が切れない生活が続きます。<(_ _)>
どんな場合でも、自分が一生懸命に考えた発明に対して「拒絶理由通知」をもらうことはある意味で大きなショックだと思います。
自分の発明や著作物に対する感情は、人間の自我の中心に近い場所にあることを実感としていただくことを期待しています。<(_ _)>
演習授業を通じて、発明者や創作者の心情に配慮できる知財関係者に育ってくださればと願っています。(*^_^*)
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コメント
生越先生:
丁寧な授業および拒絶理由通知書、ありがとうございました。m(__)m
拒絶理由通知書を見た瞬間、ショックよりどうやって応答書を書けばいいかすぐ頭の中で考えてます。
多分、発明者とはおんなじことを考えてますでしょうか。
査定理由書を得られなくて残念ですが、
二回目の無効審判請求書を期待してます。
投稿: ラク | 2007年5月19日 (土) 21時23分
ラク様
コメントありがとうございます!!(*^_^*)
ショックを超えて、拒絶理由通知に対応するため、すぐに意見書や補正書のことを考えるなんて素晴らしいですね。
次回のレポート課題は無効審判請求書も期待しています。
台湾の特許制度との違いも皆さんに教えてあげて下さい。
明日も演習授業がありますから頑張りましょう。o(^-^)o
投稿: 生越由美 | 2007年5月25日 (金) 17時21分