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広島の地域ブランド2

<広島商工会議所>

22日(火)の午後、広島商工会議所で「広島の地域ブランドと文化産業戦略」というタイトルで講演させて戴きました。

お話を聞いてくださったのは、広島地域の大企業30社の経営者の方々でした。

知的財産、文化産業、地域ブランドのお話を、皆様、大変熱心に聴いてくださったのて感激しました。(*^_^*)

午前中に広島市内を見学し、その時の印象も講演の中でお話しさせて戴くことになっていました。

そこで、「万国博覧会の果たした役割」、「日本デザインの遺伝子展」の次に、東京都現代美術館で『明日の神話』を拝見したときの感想を交えてお話しました。

<広島市内の私の印象>

「広島市内を見学させていただき、広島は世界有数の芸術を収蔵する美術館があることに驚きました。また、修学旅行生や外国からの旅行者がたくさん来られる都市であることが分かりました。

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広島は平和への祈りの都市となっていると感じましたが、未来への明るく力強い希望をはっきりと感じさせる象徴を見つけることができませんでした。これが本当に残念に思いました。

先日、東京・木場の東京都現代美術館で『明日の神話』のオープニングセレモニーが開催され、初めて『明日の神話』を拝見しました。

原爆の悲惨さと同時に、これに屈しない人間の強さと未来への希望や生命力を感じ、芸術の力に圧倒されました。

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現在、多くの都市が『明日の神話』の誘致運動をされているそうですので無責任なことは申し上げられませんが、『明日の神話』が広島にあれば、芸術が地域資源になる好例になるだろうと思います」とお話しました。

<芸術が地域資源になる時代>

深く頷いて下さる方も多かったと思います。

講演直後、「この講演と同じ時間帯に、広島市長に『明日の神話』を招聘するように要望書を渡しているところです。この講演会があるから、自分は市長室に行かなかったが・・・。同時刻に、広島の企業経営者たちにこの話をされた御縁に驚いた。」と教えて頂きました。

私も、本当に驚きました。(O_O)

5月23日(水)の日本経済新聞(朝刊全国版)の第39面のコラム「窓」が市長への要望書の提出を報道されています。同日の同紙40面の「私の履歴書」には、新藤兼人・映画監督が「原爆の子」の撮影について書いておられ、コラム「窓」との偶然を感じました。<(_ _)>

最終的に『明日の神話』がどの地域に嫁がれるかは分かりませんが、芸術が地域を支える時代が到来していることは明らかです。

地域ブランドの根源が「芸術」となるケースは増えるでしょう。o(^-^)o

「絵画」はもちろん、「小説」や「映画」にも地域資源となる強い力があります。人間が一生懸命に創造した成果である「知的財産」の力は凄いですね。(*^_^*)

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