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2007年6月

広域関東圏知的財産戦略推進計画2007

<広域関東圏知的財産戦略本部>

関東経済産業局は、脇本眞也局長を本部長とした新体制による「広域関東圏知的財産戦略本部」を設置し、2007年6月18日(月)に本部会議を開催(さいたま新都心)し、『広域関東圏知的財産戦略推進計画2007』を策定・公表しました。

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2005年5月に、広域関東圏(関東経済産業局管内1都10県)の地域・中小企業等における知的財産の創造・保護・活用を推進することにより地域産業の振興を促進する目的で、「広域関東圏知的財産戦略本部」は設置されましたが、活動の強化を図るため、関東経済産業局長を本部長として再スタート。

本部員は管内の大学教授や商工会議所役員など十一人で構成しています。私もメンバーの一人を拝命しています(本部員名簿)。<(_ _)>

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副本部長の箱﨑慶一関東経済産業局地域経済部長を委員長とする知財戦略推進チームを組織し、秋に活動を開始する予定です。

<広域関東圏知的財産戦略推進計画2007の概要>

(1)首都圏の強みを活かした事業
 ①パテントソリューションフェア(特許技術を活用したビジネス活性化展示会)開催
 ②地域への知財専門家の派遣

(2)中小企業の知財戦略の構築を支援する事業
 ①知財活用の実態調査&事例集の作成
 ②ノウハウ管理促進のための先使用権制度説明会の開催

(3)地域ブランドの確立を支援する事業
 ①地域ブランド展示会の開催
 ②地域ブランド振興セミナー

知財政策が地域に密着し、活性化してきた先例になることを願っています。(*^_^*)

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美しい日本の粋(すい)

<文化産業>

2006年9月29日、安倍総理は、所信表明演説で「アニメや音楽などのコンテンツ、食文化や伝統文化などについて、国際競争力や世界への情報発信力を強化する「日本文化産業戦略」を策定します。 」と述べられました。

当時、私は9月30日が締め切りの「文化産業を育成する知的財産に関する調査研究」を執筆していたので、この施政方針演説の内容にびっくり仰天しました。どうして「文化産業」という言葉を使うのだろうと思いました。(^_^;)

「文化産業」という用語は、1947年のフランクフルト学派によって初めて使用されたものです。この思想の源流は、「芸術性と利便性」を理論化したウイリアム・モリスと「ほんものへの評価と待遇論」は「固有価値の経済学」として理論化したジョン・ラスキンです 。

所信表明演説を聴いて、この「文化産業戦略」に密接不可分に関係するものが、「美しい国、日本」に関する箇所だと思いました。

<所信表明演説>

「美しい国、日本」については、「私が目指すこの国のかたちは、活力とチャンスと優しさに満ちあふれ、自律の精神を大事にする、世界に開かれた、『美しい国、日本』であります。」、

「日本を、世界の人々が憧れと尊敬を抱き、子どもたちの世代が自信と誇りを持てる『美しい国、日本』とする」、

「この『美しい国』の姿を、私は次のように考えます。一つ目は、文化、伝統、自然、歴史を大切にする国であります。二つ目は、自由な社会を基本とし、規律を知る、凛とした国であります。三つ目は、未来へ向かって成長するエネルギーを持ち続ける国であります。四つ目は、世界に信頼され、尊敬され、愛される、リーダーシップのある国であります。」

と述べられています。

「美しい国づくり」企画会議

続く2007年1月26日の施政方針演説では、「我が国の理念、目指すべき方向、日本らしさについて、我が国の叡智を集め、日本のみでなく世界中に分かりやすく理解されるよう、戦略的に内外に発信する新たなプロジェクトを立ち上げます」と述べられました。

これを受け、2007年4月3日に、日本画家の平山郁夫氏を座長とする有識者12 名と、内閣官房長官及び内閣総理大臣補佐官を加えた「美しい国づくり」企画会議の第1 回会議が開かれました。

そして、「美しい国づくり」プロジェクトが立ち上がりました。

これに先立ち、2007年3月23日に、企画会議での提言、意見等を受け具体的な企画及び事業を推進するため、内閣官房に「美しい国づくり」推進室が設置されました。

<美しい日本の粋>

2007年4月20 日~6月22 日の間、「美しい国づくり」プロジェクト第一弾の公募「美しい日本の粋~伝えたい私たちの美しさ~」として、自然、文化、芸術、伝統、技術、さらにはその中にある気質や感性など、あらゆるものを対象に、失ってしまったものも含め、なくしてはいけない日本“らしさ”や日本“ならでは”のものを広く募集していました。

2007年5月30日に発表された中間報告を拝見して、かなり興味を持ちました。歴史資源、地域資源、コンテンツ資源など、文化産業の基盤とかなりの部分が重なるからです。(*^_^*)

注目すべきは、男女別応募数で、男性が64.6%、女性が34.7%、不明が0.7%と男性の積極的な回答が多く、40歳代、50歳代の回答が多い点です。

「知財立国」、「観光立国」への影響も大きいと思います。最終報告書が楽しみですね。o(^-^)o

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建仁寺の双龍図

<花見小路>

産学官連携推進会議の帰り道に立ち寄ったのが、「建仁寺」です。京都の八坂神社から四条大橋に向かう途中から「花見小路」を入ったところにあります。

祇園町南側は「歴史的景観保全修景地区」だそうです。家屋を取り巻く竹の細工(何というのでしょう?)が見事でした。景観も、素晴らしい地域資源ですね。(*^_^*)

途中の藍染のお店で「藍染の歴史や特性」について取材させて頂きました。山形の「紅花染」との関係など、後日お知らせしたいと思います。(*^_^*)

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建仁寺

1200年代に開かれた最古の禅宗寺院だそうです。

「大方丈(国指定重要文化財):慶長4年(1599)安国寺恵瓊により安芸の安国寺より移建されたもの。本尊は東福門院寄進の十一面観音菩薩像」、「方丈襖絵(橋本関雪筆「生々流転」「松韻」「伯楽」ほか)」、「国宝 風神・雷神図屏風(複製品):俵屋宗達筆。通常京都国立博物館に寄託のため、複製品展示」など素晴らしいものが拝観できました。建仁寺のHPの解説を転載させて頂きました。<(_ _)>

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<小泉淳作画伯>

私のお目当ては、「双龍図(法堂大天井画)」です。2002年4月、建仁寺開創800年を慶讃して、法堂大天井に奉納されたもので、日本画家、小泉淳作画伯筆。108畳の大きさがあるそうです。

下記は「双龍図」の公開を知らせる看板です。

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実は、生まれて一度だけ、画商で絵を買ったことがあります。特許庁に就職して、最初に戴いたボーナスを叩いて、小泉淳作さんの「泰山木の花(リトグラフ)」を購入し、両親にプレゼントしました。
直感的に素晴らしいと思ったので選びましたら、宗教画にも通じる感性があり、見ているだけで癒される不思議な絵だったからです。

その小泉淳作さんの天井壁画の完成を新聞記事で知っていました。ようやく拝見できて幸せです。(*^_^*)

国宝の建物などは歴史資源でもあり地域資源です。近年描かれたため歴史はありませんが、この天上壁画は京都に来なければ見ることができません。素晴らしい地域資源ですね。(*^_^*)

<日本庭園>

「大雄苑」は、方丈前庭園、枯山水の大らかな前庭です。

いずれの日本庭園も素晴らしかったです。o(^-^)o

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<神社仏閣とハイテク設備>

下の写真の突き当たりは洗面所です。<(_ _)>

一見、古典的なタイプの洗面所と思われますが、中に入るとウォシュレット付のハイテク設備でした。<(_ _)>

されど、入り口にある手洗いは柄杓が備え付けてあるので、こちらも一見、古典的なタイプでした。しかし、「下のボタンを押してください。手洗い用の水が流れます」とあり、竹筒から水が流れるハイテクな設備なのです。<(_ _)>

二重三重に驚かされた洗面所でした。(*^_^*)

防犯上書けませんが、入り口チェックシステムもハイテク装置で驚きました。<(_ _)>

「観光立国」の実現のため、神社仏閣の設備投資は必要ですね。技術開発が必要な分野だと再認識しました。古典的な風情とハイテク技術のコラボレーションは「遊びの実現技術」ですね。o(^-^)o

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山形の地域ブランド

<山形物産展>

先週のご報告です。東京・新橋演舞場で、6月4日から26日の期間、「山形さくらんぼまつり物産展」が開催されているという情報を戴きましたので見学してきました。お芝居の幕間でお客様が山形の名産品を購入されていました。(*^_^*)

6月11日(月)は斉藤弘・山形県知事のトップセールスがあったそうです。スケジュールが公表されていました。<(_ _)>

6月は山形県が誇る「佐藤錦」などのサクランボの出荷時期に当たるので、山形県の特産品の売出しには最適だと思いました。

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<うこぎ茶>

会場で初めて知ったのが「うこぎ茶」です。

うこぎ」は、米沢半藩第九代藩主上杉鷹山が食用を兼ねた垣根(かきね)として設置を奨励し、古くから米沢地方の暮らしに馴染んでいたそうです。

PETボトルに入った「うこぎ茶」の容器には、「本商品に関するお問い合わせ先 うこぎの町米沢かき根の会」となっており、「企画:米沢商工会議所・米沢市・山形大学工学部・山形県立米沢女子短期大学」と表示されています。

産学官の連携商品かなと思ったので、早速、米沢商工会議所の事務局長からお話を伺いました。

山形大学工学部の尾形健明教授は「活性酸素」を消去する抗酸化物質、ポリフェノール類を大量に含んでいるとの論文を発表されており、山形県立米沢女子短期大学健康栄養学科の山田則子教授が「糖尿病の改善」に有効であるとの論文を発表されていたそうです。

そこで、『うこぎ』の製品開発に当たり、両教授に協力依頼をしたそうです。地元の皆様のご尽力で製品化が行われたそうです。ただし、うこぎは棘のある植物で大量に摘み取ることが大変であるため、大量生産品の流通に載せることはなかなか困難だそうです。

地元で親しまれている植物の効用が明らかになり、製品化され、インターネットを活用して地元以外のマーケットでも取引されています。産学官連携の良い事例だと思います。

「うこぎ」の存在が広く知られると良いですね。(*^_^*)

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第6回産学官連携推進会議

<国立京都国際会館>

6月16日(土)、17日(日)にわたって、京都の宝ヶ池の国立京都国際会館で「第6回 産学官連携推進会議」が開催されました。

内閣府、総務省、文部科学省、経済産業省、日本経済団体連合会、日本学術会議が主催されています。

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昨年度に引き続き、「産学官連携功労者表彰」の選考委員(外部有識者)をさせて頂きましたので、この会議に招聘戴きました。

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<イノベーション25>

安倍総理大臣からのメッセージがアナウンスにより紹介され、高市早苗・内閣府特命担当大臣(科学技術政策・イノベーション)が「イノベーション25」に関する基調講演をされました。

大変分かりやすい講演でした。「環境調和型技術」、「科学技術外交」など新しい言葉を教えていただきました。

2007年6月1日に「イノベーション25」は閣議決定されました。閣議決定されると、廃止の決定をしない限り、今後の内閣の方針に関わるのだそうです。とても影響が大きな報告書なのですね。(*^_^*)

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その後、岡村正・(株)東芝取締役会長が特別講演をされました。 東芝が好調な良く理由が分かりました。

グローバル化、ネットワーク化は避けられないと、2001年に過去を捨てた勇気に敬服しました。未来の視点から製品パンフレットを考えておられることは素晴らしいアイデアだと思いました。

また、私が提唱している「21世紀の中心価値は『ゆたかな時間』である」と重なる御指摘をされたので大変感激しました。o(^-^)o

技術には、プロセスイノベーションのようにコストダウンを追求すべき技術もありますが、新しい価値創造が命題である場合は、当初はコストがかかる技術開発もあります。どちらに当たるのかの見極めが重要です。東芝はこれらを技術開発の両輪にして発展されているのだと思いました。

21世紀を迎え、大量生産・大量消費を実現するための『富』から、個人ごとに異なる『ゆたかな時間』に社会の中心価値が動いています。このため、経営や技術開発の方法を変更しなければならないのです。

東芝という成功モデルを発見できて嬉しかったです。<(_ _)>

<東京理科大学科学技術交流センター>

多くの大学や機関の展示ブースがありました。

下記は、理科大の展示ブースのパネルです。<(_ _)>

今夏は長野県で「出前MIP」として講演をさせて頂きます。後日、今後の予定に掲示させていただきます。宜しかったら御参加下さい。<(_ _)>

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進歩性に関する情報

<審査実務の調和>

日米欧の特許庁は特許出願書類の様式を統一することで合意し、2009年4月から運用を始める予定です。次の課題は、相互承認に向けた「審査実務」の調和ですね。

審査実務について、国内外でホットな話題は「進歩性」に関する議論だと思います。

<日本>

日本国特許庁(JPO)は、2006度に進歩性等に関する各国運用等の調査研究を委託研究しました。その成果を「進歩性等に関する各国運用等の調査研究報告書」として公開しています。

審判部では、2006年7月から産業界等と事例研究によって進歩性判断について検討しました。その成果を「進歩性検討会報告書」として公開しています。

<欧州(英国)>

英国知的財産庁(UK-IPO)は、進歩性のレベルが経済に与える影響が強いとの認識のもと、進歩性について産業界に対して調査を実施しました。

2007年2月5日に公表された進歩性に関する報告書簡易版)によると、現在の英国特許庁の進歩性の判断基準は妥当という結論でした。

<米国>

先日、KSR事件・米国最高裁判決が出されましたね。以前のブログでご紹介しました。

この判決を受けて、5月3日、米国特許商標庁(USPTO)では副長官名でメモランダムが出されました。USPTOは判決を研究中であり、近日中にKSR判決を踏まえた特許審査のガイダンスを発行予定だそうです。

このメモランダムは、ガイダンスが発行されるまでの審査上の注意点を審査部に知らせたものです。

<三極特許庁のプロジェクト>

仮想事例や実例を用いて三極特許庁(日本国特許庁-米国特許商標庁-欧州特許庁)の審査実務を比較研究するプロジェクトが開始されたそうです。

2007年4月から「記載要件」に関する比較研究を、2007年後半からは「進歩性」について比較研究を開始予定とのこと。

成果が期待されますね。(*^_^*)

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世界特許への期待

<世界特許>

新聞報道によると、2007年6月にハイリゲンダムで開催された主要国首脳会議(サミット)で、世界的な特許制度の調和が経済声明に盛り込まれたそうです。

サミットで合意されたと言うことは、「先願主義への統一」がG8の首脳間で確認されたことになるという報道もあります。

「世界特許」の実現への期待が高まってきましたね。(*^_^*)

<米国議会の動き>

2007年5月16日、米国の下院司法委員会の知的財産小委員会で「特許改革法案2007(HR1908)」の審議を可決し、上院司法委員会に提出されました。

この法案には、「先願主義」、「全件公開制度」、「付与後異議申立制度」の導入などが明記されています。

法案の一部修正の可能性も指摘されていますが、6月6日には上院司法委員会で公聴会が開かれました。

<苦節134年>

1873年のウィーン万国博覧会の開催時に、「世界特許」が国際会議で真剣に議論されました。法制の違いや主権などの壁に阻まれて頓挫しました。

そこで、次善の策として締結されたのが1883年に誕生した「パリ条約」。優先権など、特許に関する最低限の国際的なルールが締結されました。

ウィーン万博の開催から134年後の現在、「世界特許」についての国際的な議論が再開されました。o(^-^)o

人類の叡智を結集して壁を乗り越えることを願っています。(*^_^*)

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「コアガラス展」から「地球交響曲」まで

今日は、たくさんの方が出てくるお話です。<(_ _)>
 
昨年、京都で開催された分野融合フォーラム「伝統工芸と科学技術」で知り合うことができました。松島さんは、世界的に有名なガラス作家です。<(_ _)>
 
御案内状を戴きましたので、「松島巌 コアガラス展」を拝見しに、新宿・小田急デパートに行ってきました。今週の水曜日(6月6日)までですので、見逃したくなかったのです。本当に素晴らしい作品ばかりでした。o(^-^)o 
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「コア(芯)ガラス」とは、耐火粘土の芯型を使って 作られた、古代メソポタミアやエジプトの、きせガラス器のことだそうです。
 
松島さんから気泡をたくさん含ませて製作した「コアガラスの笛」が人間の耳に聞こえないといわれる音波を出すことが科学的に確認され、寝たきりの方などに聞かせたら元気になったというお話を伺いました。手や息の温もりで、倍音し始め、共鳴しあい、耳には聴こえてこない振動も身体で感じることができるそうです。
 
そうしたら、その展示会場で「コアガラスの笛」の演者である雲龍さん(長野県在住)の奥様とお嬢様にお目にかかりました。大変可愛いお嬢様でした。(*^_^*)
 
奥様によると、今週の金曜日(6月8日)まで、恵比寿のガーデンプレイス内の東京都写真美術館ホールで「地球交響曲 第6番(龍村仁監督)」という映画の中で、雲龍さんが「コアガラスの笛」を演奏されている模様が上映されていると伺いました。
 
雲龍さんは、紀伊山地が世界遺産に登録されたときの公式行事でも登場された著名な笛の演奏家です。早速、噂の笛の音を聞いてみたいと思いました。
 
実は、昨晩、「デザインの12の扉」(監修:内田繁+松岡正剛、編著:森山明子)を読んだばかりでした。
 
この本の編者の森山さんは私の尊敬する先輩で、元特許庁の意匠審査官で、日経デザインの元編集長で、現在は武蔵野美術大学教授です。以前のブログでも御紹介しました。
 
その本の第6章に登場される龍村仁さん(映画監督)のお名前がガラス展で出てくるので大変驚きました。「地球の声を映像に託す~言葉、音、映像の音楽的構造化とは」と題して、クリエーションの現場を書かれています。どんな映画だろうと思案していた矢先でした。<(_ _)>
 
 
早速、新宿から恵比寿に移動して、映画を拝見しました。
 
「地球交響曲 第6番」という映画は、「地球の声を映像に託す」とする龍村さんの意志がとても良く分かる映像でした。
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宇宙のビックバンのときから音楽は誕生し、地球や人類が誕生する前から音楽は存在するのではないかという説を唱える科学者も登場されます。
 
ビートルズのジョージ・ハリソンが弟子入りしたシタール演者、ピアノ奏者、ソプラノサックス奏者、笛の奏者(雲龍さん)などの楽器の演奏がたくさんあり、演者の本音がたくさん語られていました。
 
明日(3日)はお休みで、6月8日(金)まで東京都写真美術館ホールで上映されています。
 
<不思議な御縁>
ガラス展 → 笛 → 本 → 映画 と、不思議な御縁を感じた日でした。<(_ _)>
 
松島さんのガラス展、雲龍さんの笛音、森山さん編集の本、龍村さんの映画、いずれも超お奨めです。(*^_^*)

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国宝・彦根城築城400年祭と山田洋次監督

一週間近く、ご無沙汰しました。<(_ _)>

今週は放送大学のロケと外部の会議で忙殺されていました。<(_ _)>

<緋毛氈に座ってロケをしました>

5月31日(木)は、滋賀県彦根市に放送大学のロケに行ってきました。ロケ目的は、「国宝・彦根屏風」の商標登録の経緯と考え方についてです。

今回のロケは、彦根城博物館の屋敷跡地の広縁に緋毛氈(ひもうせん)をしいて正座して行いました。<(_ _)>

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彦根城築城400年祭

新幹線の「米原」で乗り換えて一駅目に「彦根」駅があります。とても近いのですよ。(*^_^*)

今年は彦根城築城400年祭で大変賑わっていました。下は、彦根駅の看板です。

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続いて、彦根駅の改札口を出たところです。彦根屏風のレプリカが展示されていました。

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<彦根の地域ブランド>

お茶、日本酒、仏壇など、いろいろとありますね。(*^_^*)

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知恵のまちづくり全国都市フォーラム in 彦根

偶然、このフォーラムが開催されていました。開催場所は、彦根城博物館の能舞台でした。(*^_^*)

関係者の御配慮で、聴講させていただきました。地域資源に関するフォーラムで大変勉強になりました。

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獅山向洋(ししやまこうよう)彦根市長の御挨拶に続き、基調講演は「寅さんシリーズ」で有名な映画監督の山田洋次氏でした。o(^-^)o

山田監督から地域資源に関する御講演を聞くことができ、大変ラッキーでした。地域ブランド関係者やフィルムコミッション担当者の皆様にに大変参考になるお話だと思いました。Rimg1572_1

Rimg1567寅さんの映画など、ロケ地を選ぶときの3つの条件が勉強になりました。

①風景(特に、起伏のある町が良い)

②ネーミング(地名が印象的で、イメージがある)

③有名な文化人(芸術家や小説家が育った土地は重要)

地域の商店街の果たす役割が重要である点についても述べられていました。日本各地が、子供たちに目が届き、暖かく育てることができる町でいて欲しいと心から思いました。<(_ _)>

そう言われてみれば、彦根市は起伏のある町でした。山の上にお城が見え、背面が琵琶湖というのは本当に恵まれた立地だと思います。<(_ _)>

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基調講演後、小樽市長、川越市長、倉敷市長、尾道市長、彦根市長でパネルディスカッションが行われたようです(名古屋大学病院での再生医療のロケのため、拝聴できませんでした)。

山田洋次三部作展

ちょうど撮影に伺った日から、彦根城の天秤櫓(てんびんやぐら)で、山田洋次監督作の3つの時代劇映画の作品展が始まりました。

三部作とは、具体的には、「たそがれ清兵衛」、「隠し剣 鬼の爪」、「武士の一分」です。いずれも、藤沢周平さんの原作です。

こちらは、彦根城の入り口です。

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こちらは、山田洋次三部作展の会場です。

彦根城は時代劇の撮影でよく利用されるそうです。いずれの3つの映画も彦根城がロケ地(全部or一部)だったそうです。

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