国宝・彦根城築城400年祭と山田洋次監督
一週間近く、ご無沙汰しました。<(_ _)>
今週は放送大学のロケと外部の会議で忙殺されていました。<(_ _)>
<緋毛氈に座ってロケをしました>
5月31日(木)は、滋賀県彦根市に放送大学のロケに行ってきました。ロケ目的は、「国宝・彦根屏風」の商標登録の経緯と考え方についてです。
今回のロケは、彦根城博物館の屋敷跡地の広縁に緋毛氈(ひもうせん)をしいて正座して行いました。<(_ _)>
新幹線の「米原」で乗り換えて一駅目に「彦根」駅があります。とても近いのですよ。(*^_^*)
今年は彦根城築城400年祭で大変賑わっていました。下は、彦根駅の看板です。
続いて、彦根駅の改札口を出たところです。彦根屏風のレプリカが展示されていました。
<彦根の地域ブランド>
お茶、日本酒、仏壇など、いろいろとありますね。(*^_^*)
偶然、このフォーラムが開催されていました。開催場所は、彦根城博物館の能舞台でした。(*^_^*)
関係者の御配慮で、聴講させていただきました。地域資源に関するフォーラムで大変勉強になりました。
獅山向洋(ししやまこうよう)彦根市長の御挨拶に続き、基調講演は「寅さんシリーズ」で有名な映画監督の山田洋次氏でした。o(^-^)o
山田監督から地域資源に関する御講演を聞くことができ、大変ラッキーでした。地域ブランド関係者やフィルムコミッション担当者の皆様にに大変参考になるお話だと思いました。
寅さんの映画など、ロケ地を選ぶときの3つの条件が勉強になりました。
①風景(特に、起伏のある町が良い)
②ネーミング(地名が印象的で、イメージがある)
③有名な文化人(芸術家や小説家が育った土地は重要)
地域の商店街の果たす役割が重要である点についても述べられていました。日本各地が、子供たちに目が届き、暖かく育てることができる町でいて欲しいと心から思いました。<(_ _)>
そう言われてみれば、彦根市は起伏のある町でした。山の上にお城が見え、背面が琵琶湖というのは本当に恵まれた立地だと思います。<(_ _)>
基調講演後、小樽市長、川越市長、倉敷市長、尾道市長、彦根市長でパネルディスカッションが行われたようです(名古屋大学病院での再生医療のロケのため、拝聴できませんでした)。
<山田洋次三部作展>
ちょうど撮影に伺った日から、彦根城の天秤櫓(てんびんやぐら)で、山田洋次監督作の3つの時代劇映画の作品展が始まりました。
三部作とは、具体的には、「たそがれ清兵衛」、「隠し剣 鬼の爪」、「武士の一分」です。いずれも、藤沢周平さんの原作です。
こちらは、彦根城の入り口です。
こちらは、山田洋次三部作展の会場です。
彦根城は時代劇の撮影でよく利用されるそうです。いずれの3つの映画も彦根城がロケ地(全部or一部)だったそうです。
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