シンポジウム「著作権保護期間延長の経済効果 - 事実が語るもの」
<最近の活動>
大変ご無沙汰しております。<(_ _)> 先生、最近、何をしているのですかと院生たちに叱られました。(^_^;)
以下、簡単に御報告します。<(_ _)>
◎放送大学の印刷教材
印刷教材(テキスト)の仕事で9月末まで締切に追われる日々を送っていました。(T_T)
今後は放送教材の台本作りが課題ですが・・・。<(_ _)>
◎東京理科大学知財専門職大学院の後期
今年から、パリ条約、特許協力条約(PCT)の講義も5回分担当することになりました。初めての講義は講義時間の10~20倍が準備時間が係りますね。(^_^;)
◎外部の会議と研修
JICA・APEC研修(9月19日)、放送大学ロケ(9月20日)、三重県「地域団体商標」にかかる職員勉強会(9月21日)、著作権保護期間問題シンポジウムの打ち合わせ(9月25日)、放送大学のスタジオ撮影(9月26日)、農林水産研修所 生活技術研修館の「知的財産基礎研修」(9月27日)、関東経済産業局の「地域産業資源活用事業評価委員会」の審査会(9月27日)、知財戦略本部のコンテンツ・日本ブランド専門調査会(9月28日)、プロジェクト研究(9月28日)、新学期の授業開始(9月29日)・・・と楽しくハードルを飛んでいました。こちらは全く問題は無いのです。o(^-^)o
いやぁ~、一番堪えたのは放送大学の印刷教材でした。(T_T)
<シンポジウム「著作権保護期間延長の経済効果 - 事実が語るもの」>
本日の本題です。是非、皆様、ご参加くださいませ。<(_ _)>
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趣旨
著作権保護期間の延長の是非を考えるとき、議論の前提条件として確かめておくべきことがある。著作権保護期間を延長するとどれくらい著作者の収益が増えるだろうか。パブリックドメイン化したときの利益はどれくらいあるのだろうか。保護期間を伸ばすかどうかの二者択一以外の解決方法はないのだろうか。これらの問いは賛成にしろ反対にしろ確かめておくべきことである。そうした問いに対し、できるだけ客観的な資料と論理を踏まえて議論することを試みる。
日時:2007年10月12日(金) 午後4:00~8:30
第一部 4:00~5:30 数量分析
「著作権の最適権利期間決定モデル-価格差別とコースの推論を考慮して」
中泉拓也(関東学院大学経済学部 准教授)
「書籍のライフサイクルの計量分析」
田中辰雄(慶應義塾大学経済学部 准教授)
「保護期間延長は映画創作を刺激したのか」
中裕樹(慶應義塾大学経済学部)・田中辰雄
第二部 6:00~8:00 事例分析・制度研究
「本の滅び方」 丹治吉順(朝日新聞Be編集部)
「シャーロック・ホームズから考える再創造」
太下義之(三菱UFJリサーチ&コンサルティング
芸術・文化政策センター長)
「EUの保護期間延長の事情」
酒井麻千子(東京大学大学院・情報学環・学際情報学府)
「デジタルはベルヌを超える:無方式から自己登録へ」
林紘一郎(情報セキュリティ大学院大学 副学長、発起人)
第三部 8:00~8:30 フリーディスカッション
「文化の振興のための制度設計」
<総合司会>
生越由美(東京理科大学専門職大学院 教授)
<コメンテーター>
安念潤司(成蹊大学法務研究科(ロースクール) 教授)
長岡貞男(一橋大学 イノベーション研究センター教授、センター長)
中山一郎(信州大学法科大学院 准教授、発起人)
矢崎敬人(工学院大学グローバルエンジニアリング学部 講師)
(以上順不同・敬称略)
※各発表者は、10月以降フォーラムHPにて論文を事前公表する予定です。
場所:慶應義塾大学 Global Studio(三田キャンパス東館6F・約120席)
http://www.keio.ac.jp/access.html
山手線・京浜東北線 田町駅8分
都営浅草線・三田線 三田駅7分
都営大江戸線 赤羽橋駅8分
【入場無料・申込先着順】
※終了後、自由参加の懇親会(有料:3000円前後)を予定。毎回満席の、公開
トーク必修課目です。
申込みはこちらから→ http://thinkcopyright.org/resume_talk05.html
主催:著作権保護期間の延長問題を考えるフォーラム
慶応義塾大学DMC機構(http://www.dmc.keio.ac.jp/)
コンテンツ政策研究会(http://contents-policy.net/)
企画:「保護期間延長の経済効果」研究会
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今後とも、どうか宜しくお願い申し上げます。<(_ _)>
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