地域ブランドの商標問題と外務省の動き
<毎日新聞の商標問題に関する報道>
4月13日の毎日新聞では、日本の県名や特産品の商標問題が3つ報道されました。いずれの事件も事実関係の調査は大変なことだったと拝察します。<(_ _)>
こちらの記事で私のコメントを掲載して頂きました。<(_ _)>
商標登録:「コシヒカリ」→「新潟産」 日本の特産品名、中台企業が出願
ニッポン密着:「葵の御紋」「静岡」中国で商標、1万5000円 露骨ブランド狙い
<外務省の知的財産室の新設>
4月1日から、外務省の経済局国際貿易課に「知的財産室」が設置されました。これは、3月26日(水)に東京で開催された外務省主催が主催した「知的財産権に関するシンポジウム」でも発表されました。
外務省が知財に関する大きなシンポジウムを開催されたことは画期的です。お招き戴いたので勉強しに行って来ました。<(_ _)>
河野雅治氏(外務審議官)、田辺靖雄氏(外務省経済局審議官)、相馬弘尚氏(現:経済局国際貿易課知的財産室長)など、外務省の知財のキーパーソンが多数出席されていました。
第一部がコンテンツを通じた国際競争力強化、第二部が知的財産権の執行強化、第三部がまとめと、知財関係者の熱心な議論が続きました。
外務省では、2005年3月から在外公館の館員を1名又は2名を「知的財産担当官」として任命しているそうです。今後、今回のような商標問題の早期解決に繋がることが期待されますね。(*^_^*)
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