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第3回コンテンツ・日本ブランド専門調査会

<日本ブランドを確認し、発信しよう!>

2008年7月22日は、知的財産戦略本部のコンテンツ・日本ブランド専門調査会(第3回)が開催されました。

資料は首相官邸のホームページにアップされています。

日本ブランドの関係省庁の連絡会議の立ち上げに期待が高まる中、具体的な希望も多く指摘されました。

「デジタル・ネット時代における知財制度専門調査会」における議論が紹介されました。

こちらの調査会で行われている議論の詳細を逐次聞きたいとの要望が多数の委員から出されました。

「デジタル・ネット時代の著作権制度は、韓国、台湾の方が進んでいると先日の知財学会でも議論された。日本はどうするのか」という指摘もありました。<(_ _)>

「ビジネスがし難い」という認識は多くの委員の共通理解だと思います。日本の喫緊の課題ですね。(T_T)

<私が会議で申し上げたこと>

日本ブランド戦略の課題(委員提出資料第2頁)」に書いた内容を御説明しました。

(1)日本ブランドとは何かという意識はだんだん揃ってきた。コンテンツだけではなく、有形・無形のもの、全ての産業に存在していることが顕在化してきたと思う。

「Made in Japan」の付加価値が工業製品だけではなく、農林水産業やアニメなどのサービス産業でも定着してきた。

(2)取り組み事例として、シンガポールで初めて商業上映された「シネマ歌舞伎」と台湾でプロモーションを行った山形県の事例をお話しました。

(3)課題として下記のことを提言しました。
① 日本ブランドの啓発が不足
② 日本文化に対する劣等感の払拭と優越感の打破
③ 関係省庁の窓口が不明
④ 海外のおける日本政府の支援体制の明確化
⑤ 翻訳費用などの助成

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コメント

「日本ブランド」を一番ほしがっているのは実は中国などの新興市場のような気がします。
中国は、製品の製造について、ある程度の「質」を出せるようになってきたと考えます。ただ、ブランド力はまだまだです。
そのため、海外のブランドを利用して販売を行うケースが増えているように思えます。
例えば、JAGUARというと自動車のイメージですが中国ではカバンなどのブランドとしていくつかのデパートに入っているそうです。
日本ブランド+日本企業の製品(あるいはコンテンツ)ということだけではなく、ブランドのライセンスというアプローチではどのように調査会では議論されているのでしょうか?

投稿: Yasuda | 2008年7月28日 (月) 10時43分

Yasuda様

コメントありがとうございます。(*^_^*)

現段階では、調査会では「ブランドライセンス」を特化して議論はされていないと考えますが、現場ではブランドライセンスは常に模索されていると思います。

関連する事例では、前々回の調査会で、ファッションの分野において、日本ブランドの製品を販売する際、「MADE IN ○○」と他国製とラベルに表記されると価値が低く見られるという指摘がありました。
打開策として、「デザインは日本」である旨を表記できるようにしてはどうかなどの意見がありました。

「ブランドライセンス」を出せるような高品質の製品が製造・管理できて、信頼できる企業が新興市場に見つけられるかどうかがポイントだと思います。

投稿: 生越由美 | 2008年7月28日 (月) 14時08分

ブランドライセンスにおける問題がよくわかりました。
「デザインは日本である」案は微妙かもしれませんが、先生のコメントにあるようにマッチングの問題は大きいですね。
新興市場の企業・技術の情報をいかにして手に入れるのか、どのようにマッチングさせるのかは重要ですね。
先生のおっしゃるような、「高品質の製品が製造・管理できて、信頼できる企業」はもちろんのこと、新興市場における「あと一歩のところまで来ている企業」を見つけられるとビジネスチャンスになるような気がしました。
大変貴重なコメントありがとうございました。

投稿: yasuda | 2008年7月28日 (月) 16時13分

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