「国立メディア芸術総合センター(仮称)」構想に賛成します!(*^_^*)
<戴いたコメント>
「文化庁が行っている「国立メディア芸術総合センター(仮称)」構想についてどう思われますか? マスコミは国立漫画喫茶といって批判をしていますが、あまり深い議論はされていないのが現状のようです。日本におけるコンテンツ産業の地位向上にもつながる政策という考え方もできるので、もっと積極的に評価していってほしいなと個人的に思います。」
との貴重なコメントを戴きました。<(_ _)>
御指摘の通りと思います。
私は「国立メディア芸術総合センター(仮称)」構想に賛成します!(*^_^*)
<私が賛成する理由>
①日本の映画、漫画、アニメ、ゲームなどの芸術は素晴らしいと思います。これらの芸術に日本国民が容易に接することができる環境整備が重要だと考えます。
特に、昔の漫画は見たくても見れないのが現状ではないでしょうか。私は幼稚園時代に読んだ漫画がずっと見たいと思っています。販売されているならもちろん買いますが、昔の漫画は誰が見せてくれるのでしょう。
今までは芸術と認識されず、風化の一途を辿っていたジャンルの芸術です。是非、総力を挙げて日本の漫画やアニメやゲームなどの作品を探し出して保存し、国民に見せて欲しいと思います。これは未来への偉大な財産になると思います。
②また、「漫画やアニメが芸術なのか」という偏見もまだまだ存在しています。このような偏見を打破することも必要だと思います。
「昔、旅館に泊まるときには宿帳の職業の欄に『画家』と書いていた。とても恥ずかしくて、『漫画家』とは書けなかった」。これは、藤子不二雄Ⓐ先生から伺った言葉です。このお話にとても衝撃を受けた覚えがあります。<(_ _)>
③そして、これらの芸術に触れたい外国人にも言語の壁を無くして触れる機会を作り、日本という国が世界の芸術に貢献していることを明確に発信することが重要と思います。
例えば、広島の平和記念資料館の音声ガイドは、英語、アラビア語、中国語、フィリピノ語、フランス語、ドイツ語、ハングル、ヒンディー語、インドネシア語、イタリア語、マレー語、ポルトガル語、ロシア語、スペイン語、タイ語、ウルドゥー語と16カ国語も用意されています。このようなサポートシステムが備えられたら素晴らしいですね。(*^_^*)
一般的に箱物を作る政策には注意が必要ですが、ミッションが明確で効果が期待されるのであれば箱物(と中味)を作るべきです。(*^_^*)
国民の目線での議論が重要と思います。<(_ _)>
<党首討論とマニフェストへの期待>
この話題は、2009年5月9日に民主党の鳩山代表(当時、幹事長)が「国立の漫画喫茶」だと指摘したことに端を発しています。
民主党のマニフェストが発表されていないので詳細は分かりませんが、おそらく民主党も今までの動きから判断してコンテンツ振興を支援する政党と考えられます。
ですから、「単に漫画を集めただけの箱物なら反対する」という趣旨かもしれません。
ここら辺を明らかにするためにも、是非、「日本のコンテンツ振興はどうしたらよいか?」を党首討論で議論して頂きたいですね。(*^_^*)
また、自民党、民主党などのマニフェストにも明示していただきたいと願います。<(_ _)>
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