広域関東圏知的財産戦略本部
3月16日(火)はさいたま新都心の関東経済産業局で開催された「平成21年度の広域関東圏知的財産戦略本部会議」に出席しました。(*^_^*)
特許庁から説明を戴いた「知的財産を巡る最近のトピックス」の中で、「地域・中小企業の知的財産権活用」に対する支援についての予算が平成21年度は29.4億円だったのが、平成22年度は27.3億円に減額された報告に少しショックを受けました。
この分野はもっと投資すべき分野だと思います。<(_ _)>
日本の企業の9割を占める中小企業の叡智を知財として世界で活用することが重要です。
このための戦略構築と積極的な予算配分が政府に求められています。o(^-^)o
<広域関東圏知的財産戦略推進計画2010>
基本方針や主な事業が議論されました。(*^_^*)
斬新な切り口の計画だと思います。o(^-^)o
基本方針と、特に注目している事業をご紹介します。<(_ _)>
◎基本方針
1.首都圏の強みを伸ばすとともにその活用を図る
→ ④意欲ある自治体との重点事業連携
※ 自治体の知財研修が必要と感じました。
2.中小企業の知財戦略の構築及び事業に資する知財活用を支援する
→ ②地域中小企業知財戦略コンサルティング事業
※ MIPの社会人院生も今年度参加しました。
3.グローバル化の進む中小企業の海外進出を支援する
→ ①知財活用実態調査(海外編)
※ 客観的な統計データを取ることは政策課題を知るために大変重要です。
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コメント
少しずれますが。。。
実務に触れる者として。
中小企業さん&個人出願人さん、
それ以外でも。
ご自身で出願なさる方々は自己責任として頂くとして(厳しい言い方にはなりますが、法律上、そうなりますから。手続き関係、法律関係に自信の無い方は、まずは無料相談だけでも専門家の相談を受けてから。。。とお考えになっていただきたいです)
そして、代理人の方々にはもっと、『一番最初=出願時』の、『出願人さん、発明者さん』との、詰めた書類作成をして頂きたいと切に願います。
『モノ』をわかっていないまま書類作成だけして、手続きだけして、、、な方々が、代理人を名乗るのはやめて頂きたいです。
何より、あとになって『・・・書いてなかった~(@_@;)』になって困るのは、出願人サイドだと思います。。。
本編に関しては。
この国は、今はホントはその中小さんの技術力に頼るのが日本の生き残る道だと、わかってない方々が、予算を通したのでしょう。。。
今以上に技術移転されてもいーのか、ニッポン???
・・・が、くろの、ちっこい鳴き声です。。。p(>_<)q
投稿: くろ | 2010年3月19日 (金) 01時24分
くろ様
コメントありがとうございます。
どれも御指摘の通りです!<(_ _)>
中小企業の技術を大事にしなければ日本の未来はありません。
審査時に「書いてなかった・・・」と絶句する発明者や出願人の声を聞くと本当にもったいなくて、可愛そうで、切なくなりますね。
知財改革はまだまだ必要です!o(^-^)o
投稿: 生越由美 | 2010年3月19日 (金) 01時44分