金明信先生、「銀塔産業勲章」の受章おめでとうございます!(*^_^*)
<韓国の知財改革の立役者>
韓国の金明信先生は1972年に弁理士として開業して以来、数多くの知財関連法制度の改革など広範囲な活動を行い、特許法院の設立、弁理士試験制度と研修制度の改善などを行いました。
さらに、韓国の国家競争力を強化するために「知識財産基本法(日本の「知的財産」という用語は、韓国では「知識財産」で統一されました)」の制定に主導的な役割を果たされました。
1996年~1998年は大韓弁理士会会長を、2000~2003年はアジア弁理士会会長として活躍されました。
<銀塔産業勲章>
この金明信先生が2013年5月15日の韓国の発明の日の記念式典において、知的財産権に係わるこれまでの功労により、韓国大統領から「銀塔産業勲章」を受章されました。(*^_^*)
金明信先生、おめでとうございます!o(^-^)o
김명신 선생님, 축하합니다!o(^-^)o
(http://mspat.cafe24.com/J/1_J.htm から転載)
<現在>
弁理士として知的財産制度の発展のための社会的運動を展開する知識財産フォーラムの会長であり、韓国で知的財産政策に関する最高位機構である大統領所属 国家知識財産委員会の委員で、かつこの機構の知識財産保護専門委員会の委員長としても活動されています。
1998年には、高等裁判所級の特許法院の設立運動を成功に導いた主導者としてやはり大統領から「銅塔産業勲章」を受章されています。<(_ _)>
金明信先生の著書はこちらから無料ダウンロードできます。
<日本の知財改革>
現在の知財制度を日本と韓国で比較すると、特に意匠制度と商標制度でかなり後れを取っているようです。
もちろん特許制度も著作権制度も外国から遅れている部分がまだまだあります。
本日と明日の「知財制度の現状と課題」の授業では、東京理科大学MIPの院生により、日本の特許・実用新案・意匠制度の問題点と改善案を提言して貰っています。
多くの院生から意匠制度の改革案が出ています。
ここで気を取り直して、日本も世界に後れを取らないよう知財改革を実現しなければと改めて思いました。
皆様、頑張りましょう!o(^-^)o
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