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2013年5月

6月11日(火)、「希望ある日本のために何をなすべきか」の講演会がプレスセンターで開催されます!

皆様へ

私が所属している「NPO法人21世紀構想研究会」の100回記念シンポジウム「希望ある日本のために何をなすべきか」が開催されます!

日時:6月11日(火)午後6時半から8時半 
会場:日本プレスセンター10階大ホール 
参加費:無料 

登壇者ご紹介
モデレーター 橋本五郎(読売新聞東京本社・特別編集委員)

パネリスト   岩本沙弓(大阪経済大学 経営学部 客員教授)                            

          塩崎恭久(自民党衆議院議員、元内閣官房長官)
          藤嶋 昭(東京理科大学学長、東大特別栄誉教授)
          柳澤幸雄(開成中学・高校校長、東大名誉教授)

ご希望の方は、下記のホームページで登録して下さい。

早目の御登録をお勧めします。
NPO法人21世紀構想研究会http://www.kosoken.org/

生越拝

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金明信先生、「銀塔産業勲章」の受章おめでとうございます!(*^_^*)

<韓国の知財改革の立役者>

韓国の金明信先生は1972年に弁理士として開業して以来、数多くの知財関連法制度の改革など広範囲な活動を行い、特許法院の設立、弁理士試験制度と研修制度の改善などを行いました。

さらに、韓国の国家競争力を強化するために「知識財産基本法(日本の「知的財産」という用語は、韓国では「知識財産」で統一されました)」の制定に主導的な役割を果たされました。

1996年~1998年は大韓弁理士会会長を、2000~2003年はアジア弁理士会会長として活躍されました。

<銀塔産業勲章>

この金明信先生が2013年5月15日の韓国の発明の日の記念式典において、知的財産権に係わるこれまでの功労により、韓国大統領から「銀塔産業勲章」を受章されました。(*^_^*)

金明信先生、おめでとうございます!o(^-^)o

김명신 선생님, 축하합니다!o(^-^)o 

Kms1

http://mspat.cafe24.com/J/1_J.htm から転載)

<現在>

弁理士として知的財産制度の発展のための社会的運動を展開する知識財産フォーラムの会長であり、韓国で知的財産政策に関する最高位機構である大統領所属 国家知識財産委員会の委員で、かつこの機構の知識財産保護専門委員会の委員長としても活動されています。

1998年には、高等裁判所級の特許法院の設立運動を成功に導いた主導者としてやはり大統領から「銅塔産業勲章」を受章されています。<(_ _)>

金明信先生の著書はこちらから無料ダウンロードできます。

<日本の知財改革>

現在の知財制度を日本と韓国で比較すると、特に意匠制度と商標制度でかなり後れを取っているようです。

もちろん特許制度も著作権制度も外国から遅れている部分がまだまだあります。

本日と明日の「知財制度の現状と課題」の授業では、東京理科大学MIPの院生により、日本の特許・実用新案・意匠制度の問題点と改善案を提言して貰っています。

多くの院生から意匠制度の改革案が出ています。

ここで気を取り直して、日本も世界に後れを取らないよう知財改革を実現しなければと改めて思いました。

皆様、頑張りましょう!o(^-^)o

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アンジェリーナ・ジョリーの乳がん検出方法の特許権者は「アメリカ合衆国」?!

<アンジェリーナ・ジョリーの乳癌対策>

先週、アンジェリーナ・ジョリーが乳癌を予防するために手術を受けたというニュースが大きな話題になりました。

今週になって日本の病院も予防的な手術ができるようにするとの報道もありました。

乳癌対策が広まるのは重要ですね。o(^-^)o

<乳がんの遺伝子の特許出願人は誰?>

そこで「ヒト乳癌および卵巣癌に対する病気素因遺伝子(BRCA1)」である「乳癌× 卵巣癌×BRCA1」というタームで特許請求の範囲を特許電子図書館(IPDL)にて検索しました。

すると、公開公報が64件、特許公報が6件ヒットしました。

多くの企業が出願されているのですね。

<アメリカ政府も特許権者!?>

この検索で日本で最初に特許されたのは特許第3399539号「乳癌および卵巣癌の素因の診断方法」でした。

特許権者は何とミリアド・ジェネティックス・インコーポレイテッド」と「ユニバーシティ・オブ・ユタ・リサーチ・ファウンデーション」と「アメリカ合衆国」です。(@_@;)

「ミリアド・ジェネティックス・インコーポレイテッド」は、現在、米国の最高裁判所の判決を待っていることで有名な企業です。

それに、「アメリカ合衆国」も入っているのです。

この3者でライセンス料は山分けになるとしたら、アンジェリーナ・ジョリーの手術を受けたという告白は作為ではないでしょうが、アメリカ政府の収入を増やすことに貢献するのかもしれませんね。

<卒業生からのご質問>

日本では「診断方法」の特許は認められないのに、この発明の名称「乳癌および卵巣癌の素因の診断方法」は変だとの指摘が卒業生からありました。

事実関係を調べました。

日本に出願時(国際特許出願なので国内段階の移行時)は「乳癌または卵巣癌についての病気素因を診断する方法」という名称でした(特表2002-502227号公報)。

審査を経て、特許査定された時は「乳癌および卵巣癌の素因の診断方法」という名称になりましたが、特許請求の範囲の請求項1を見ると「ヒトから分離された組織試料中の乳癌および卵巣癌の病気素因を検出する方法」となっています。

ですから、本件は実質は「検出方法」に特許されたと判断すべきです(御存じのとおり、発明の名称に対しては拒絶の理由がありません)。

日本では審査基準により診断方法はほとんど認められないのが現状です。

米国の最高裁判例を踏まえて今後の議論が楽しみですが、日本とは論点が異なるかもしれませんね。(*^_^*)

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東海発明研究会

※この記事はフェイスブック(FB)に2013年5月15日(水)に掲載したものです。FBメンバー以外にも御覧戴けるようブログにも掲示します。<(_ _)>
 
<東海発明研究会>
日曜日は名古屋の東海発明研究会に出席しました。(*^_^*)
昭和34年に発足した由緒ある研究会です。
<発明表彰>
70名以上の会員が出席され、 皆で20件位の発明品を審査しました。p(^_^)q
ユニークな発明品や実用的な発明品がたくさんありました。
愛知県知事賞などたくさんの賞が授与されました。
東京理科大学の応用物理を卒業した中京大学の教授と一緒に審査をしました。(*^_^*)

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<服部守さん>
 
トロフィーの真ん中に立っているのが日曜日に勇退された理事長の服部さんです。
長年、本当にお疲れ様でした。p(^_^)q
顧問として更に元気で御活躍下さいね。(*^_^*)
  
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3Dプリンターの真の発明者は?

大変御無沙汰しておりました。<(_ _)>

皆様、お元気ですか?(*^_^*)

私は相変わらず、ドタバタ暮らしています。(@_@;)

<3Dプリンターの真の発明者は?>

近年オバマ大統領で話題の「3Dプリンター」のお話をお届けします。o(^-^)o

3Dプリンターの発明者は誰でしょうか?実は、日本人の小玉秀男さんです!(*^_^*)

<小玉秀男さん>

発明した当時は名古屋市工業研究所で主に三次元物体の造形と表示を研究する研究者でしたが、昭和59年に後弁理士になられました。

特許出願したのは昭和55年でした。この光造形法の発明に対して、平成4年に型技術協会賞、平成7年英国でランク賞をアメリカ人と共に受賞しました。

実は、小玉さんは特許出願しましたが、審査請求を忘れて留学したので特許権を取得していません。その後、チャールス・ハルというアメリカ人が同じような内容の特許を取得したのです。ランク賞はこのアメリカ人と一緒に受賞したのですが、小玉さんが7割、ハル氏が3割の割合だったそうです。

馬場錬成先生

この話に詳しい馬場錬成先生によると、ハル氏が取得した特許権の無効を争い小玉・ハル陣営が死闘を繰り広げたそうです。

この特許の根幹を書いた論文を小玉先生がアメリカの物理学会誌に投稿して掲載された直後にハルが特許出願しました。偶然かも知れませんが、オリジナルの競争では小玉先生が勝っていますね。

馬場先生の解説が心から待たれます。o(^-^)o

<小玉さんのインタビュー録>

平成15年3月に東京大学先端科学技術研究センターから出版された「知財制度の概要」のディスク3で小玉先生のインタビューを入れさせていただきました。小玉先生の証言は

オーラルプロシーディングとして重要と考えたからです。

当時は特許庁の審査官だったので「講師」となっていますが、本編は全て私が著作しました。信州

大学MOTのために作成したオリジナル教材で構成されています。

この内容は平成16年9月29日に出版された「DVD-ROMで学ぶ「知的財産」入門」(PHP出版)のディスク1,2,4に移植されています。御関心のある方は、

いろいろな図書館に備えてありますので、宜しかったらご覧ください。ディスク4にインタビューが入っています。

<今週の授業>

「知財制度の現状と課題」の授業では

3Dプリンターの事例から産学官連携の問題点を、「特許法・実用新案法の概論」の授業では審査請求期間の意味を講義します。

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