2-2.歴史資源(国宝、建築物など)

日加修好80周年記念イベントとしてカナダで「シネマ歌舞伎」が初上映!(*^_^*)

日加修好80周年記念イベント

3月26日と28日にこのイベントのひとつとして「シネマ歌舞伎」がカナダ・トロントで上映されるそうです(Scotiabank Theatre Toronto)。

400年の歴史のある日本の歌舞伎を日本国内の各地域や世界に紹介し続けている「シネマ歌舞伎」。アメリカ、シンガポールでは現地上映されてきましたがカナダは初めてです。

現在、このイベントを主催する国際交流基金のHPのトップページをシネマ歌舞伎の画像が飾っています。(*^_^*)

在トロント日本国総領事館の日加修好80周年記念イベントを見ると、2009年2月、3月には「ドラエもん」も上映されています。o(^-^)o

たくさんのカナダの方々に日本の素晴らしいコンテンツを見ていただけたら、日本ブランドの発信になりますね。(*^_^*)

<上映日程と作品>

全作品とも英語の字幕つきだそうですが、個人的には英題が面白かったです。鼠小僧がロビンフットに喩えられるのですね。(*^_^*)

ちなみに、入場料は$23(税・手数料込み)だそうです。<(_ _)>

◎3月26日(木)午後7時
「野田版鼠小僧」(のだばん・ねずみこぞう)
英題「Nezumi, The Japanese Robin Hood」

◎3月28日(土)午後1時
「京鹿子娘二人道成寺」(きょうがのこ・むすめ・ににん・どうじょうじ)
英題「Dojoji - A Lover’s Duet」

◎3月28日(土)午後3時30分
「人情噺文七元結」(にんじょうばなし・ぶんしちもっとい)
英題「The Sentimental Plasterer」

◎問い合わせは国際交流基金トロント日本文化センター
TEL:416-966-1600 ext.229

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“Sony meets Kabuki.”をご存知ですか?

<ソニーがシネマ歌舞伎を応援!>

日本ブランドの話題が続きますが・・・。<(_ _)>

ソニーが「シネマ歌舞伎」を応援するため、“Sony meets Kabuki.”と題した活動を大々的に繰り広げています。「歌舞伎の心まで、伝えたい」のだそうです。o(^-^)o

銀座のソニービルが「~ハイビジョンで巡る「シネマ歌舞伎」の舞台裏~ シネマ歌舞伎・座」として公開されています(9月20日(土)~10月22日(水)11~19時)。まだ1週間ありますので、是非、御覧下さい。<(_ _)>

なお、上記写真の、シネマ歌舞伎座・懸垂幕と160インチディスプレイは展示を終了したそうです(ビル内での展示と上映は22日まで開催)。<(_ _)>

また、日曜日の『THE 世界遺産(TBSで毎週日曜夜6時から)』のTVCMでもシネマ歌舞伎が登場しています。<(_ _)>

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<LED、液晶テレビ、有機EL>

ソニービルの入り口左にあるのが160インチの大型LEDスクリーンで「シネマ歌舞伎」予告編映像などを上映しています(左の写真はデコレーションする前のLEDスクリーンです)。

2階に展示されていたのが有機ELのモニターで画像が感激的に綺麗でした。

3種類の先端技術が比較できる展示会となっています。

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<8階のコミュニケーションゾーン「OPUS(オーパス)」>

200型の大画面4K SXRDプロジェクターで、「シネマ歌舞伎」特別篇が上映されています。

このイベントのために特別編集された“ソニーで感じる「シネマ歌舞伎」の世界“です。

「シネマ歌舞伎」特別篇 (上映時間約23分)

上映時間 11:00~19:00まで (毎時00分・毎時30分より、初回のみ11:05から)

①『野田版鼠小僧 (のだばんねずみこぞう) 』
②『日高川入相花王 (ひだかがわいりあいざくら) 』
③『鷺娘 (さぎむすめ)』
④『ふるあめりかに袖はぬらさじ (ふるあめりかにそではぬらさじ)』
⑤『野田版 研辰の討たれ (のだばんとぎたつのうたれ) 』
⑥『京鹿子娘二人道成寺 (きょうかのこむすめににんどうじょうじ) 』
⑦『連獅子 (れんじし)

⑧『人情噺文七元結 (にんじょうばなしぶんしちもっとい)

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大英博物館にてソールワークが発表!(*^_^*)

<お詫び>

大変御無沙汰しておりました。「先生、大丈夫?」というご心配のメールを多数戴き、ひたすら恐縮しています。<(_ _)>

私は元気なのですが、学内の事務作業で忙殺されていました。(T_T)

ようやく、この作業が少し落ち着いてきました。<(_ _)>

<日本の伝統とモダンを融合させたSOULWORK>

気分を一新して、外国の話題からです。o(^-^)o

本日(2008年10月13日(月))の19時から、ロンドンの大英博物館において、対ロンドン投資促進機構「THINK LONDON(ロンドンを対象とする公認国内投資誘致機関)」主催にて、日英外交関係樹立150周年の一環として「Japanese Business Reception」が開催されるそうです。

このレセプションでSOULWORKがとても綺麗なドレスを発表します。(*^_^*)

綺麗の理由は日本の伝統技術と現代のモダンを融合させたところにあります。o(^-^)o

Img_4649_1 Img_4639<手捺染・藤布・螺鈿>

SOULWORKは、着物の着用の減少により、衰退の一途を辿る、日本の伝統技術「手捺染技法」を採用したプリント素材のカットソーやバッグなどの商品を製作しています。

同時に、京都府と共に10年間、藤織りや螺鈿織りの継承への努力をしています。日本が誇る高い技術を持った職人を世界へ紹介することにより、職人の地位向上と技術、後継の維持、発展に良い影響を与えるものと信じているからだそうです。<(_ _)>

藤蔓から採った繊維を糸にして織物が藤布。藤は縄文時代から、かごや編み物に使われました。それから数千年後、藤蔓の内皮を灰で炊き流水であらってアクをとり、その繊維を紡いだ糸で布を織る伝統技術が丹後の山間部に残っていました。科布や芭蕉布などの原始布の一つです。自然からの恵みを身にまとう。着物の原点でもある伝統が丹後に残っていました。(*^_^*)

螺鈿は、海の耀きを織物に織り込むことにあります。素材は貝。貝殻の真珠層の耀きを横糸にうつし、織物に織ることで「海の耀き」を生地に表現しています。(*^_^*)

藤織は小石嘉織物(こいしかおりもの)、螺鈿布は民谷螺鈿(たみやらでん)が製作されています。<(_ _)>

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「ODS」と「おしん」

<日本知財学会>

遅ればせながら、学会で発表した内容を簡単にお知らせします。<(_ _)>

今年の日本知財学会は、2008年6月28日(土)と29日(日)に水道橋の日本大学で開催されました。

以下、土曜日の発表内容を簡単に御紹介しますね。

知的財産戦略本部の「コンテンツ・日本ブランド専門調査会」でもご紹介しようと考えています。

<日本ブランドを高めるコンテンツ資源に関する研究>

◎「ODS」

この言葉をご存知ですか?(*^_^*)

「Other Digital Stuff」の略で、演劇、オペラ、宝塚、サッカー、コンサートを映画館でデジタル上映することを指します。

日本での先進事例が「シネマ歌舞伎(松竹株式会社)」で、「ゲキ×シネ(イーオシバイ)」や「Livespire(ソニー)」も取り組まれています。

以前ご紹介したとおり、シネマ歌舞伎はシンガポールでの世界初の商業上映を行い、このときにアンケート調査を実施しました。これらを通じてODSによる日本のコンテンツの発信が日本ブランドを高めことを検証しています。

◎「おしん」

現在、新橋演舞場で上演されているのが『おしん』です。この演劇を観て、おしんの舞台である山形に旅行しませんか?という観光誘客が行われています。

そこで、5月に台湾で開催された山形の地域ブランド振興に関するプロモーションに同行調査しました。<(_ _)>

齋藤弘山形県知事と女優の小林綾子さんの取材に350名ものマスコミや関係者が集まりました(上の写真は山形県知事のスピーチの様子。着物姿は小林さん、下の写真は会場に溢れた台湾のマスコミ関係者さん)。

その日の夕方や翌日のテレビのワイドショーでも放送されたようです。山形ブランドに対する認知は一気に高まったと思います。(*^_^*)

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現在、台湾では今年の3月から26回目の「おしん」の再放送が土曜日のゴールデンタイムに行われています。

そこで、再放送を決断されたテレビ局の社長に背景や理由などを伺いました(一番左の男性が中国電視テレビ局の社長、右に向かって、通訳さん、小林さん、私、山形の旅館の女将さんたちです)。Tv

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國學院大學でシネマ歌舞伎が上映されます!

<日本ブランドと伝統芸能の普及>

日本ブランドの普及と伝統芸能の鑑賞の観点でお知らせします。<(_ _)>

2007年10月、國學院大學のキャンパスカミングデーで「シネマ歌舞伎」を上映することとなりました。

大学での上映ですので格安ですので、この機会に御覧になりませんか?(*^_^*)

教え子が担当者ですので僭越ながらお知らせします。<(_ _)>

<國學院大學>

國學院大學は日本文化に対する研究を行っています。その一環として、世界無形文化遺産である歌舞伎に関する資料を多く保存し、研究しています。

歌舞伎は400年の歴史を持つ世界有数の伝統芸能ですが、学生にとってなかなか歌舞伎の舞台を鑑賞する機会は少ないものと思われます。

そこで國學院大學ではキャンパスカミングデーの一環として、気軽に本物の感動を得られる「シネマ歌舞伎」が上映されるようです。シネマ歌舞伎は国内でも限定的に上映されているもので國學院大學が初めて招聘できたそうです。

國學院大學の上映に関する詳細はこちらを御覧下さい。

<シネマ歌舞伎>

NY国際映画祭など種々の国際映画祭の招待作品であり、多くのアジア各国からも招聘されている「シネマ歌舞伎」をみながら、日本文化について考えてみませんか。

歌舞伎の舞台作品をHD高性能カメラで撮影し、デジタル上映するものです。サウンドも、映画館の最新音響設備で再生し、臨場感のある立体的な再現を追及した作りになっています。まるで歌舞伎座の一階席にいるような美しさと迫力でご鑑賞ください。

シネマ歌舞伎の詳細はこちらを御覧下さい。

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広島ロケ2(白鳳堂)

<白鳳堂>

2006年の「ものづくり日本大賞 内閣総理大臣賞」を受賞された白鳳堂は、広島市内から1時間弱の距離の安芸郡熊野町にあります。

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本社には展示スペースもあり、工場も併設されています。小泉前総理大臣や甘利経済産業大臣も訪問されたそうです。高本和男社長にインタビューをさせて頂きました。<(_ _)>

高本社長は、「筆が無ければ日本の多くの伝統工芸品は作れなくなる。そうならないように、品質の高い筆を作り続ける努力をしている」と話されていました。日本の有名アニメも白鳳堂の筆を使っているという新聞記事もあります。

道具が果たしている意義、道具に関する技術の維持と発展の重要性を痛感しました。<(_ _)>

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白鳳堂の「化粧筆」は、肌触りが良く、綺麗に塗れます。試されたら違いが分かります。

下の写真は毛を選別しながら揃えられているところです。プロの技を収録させて頂きました。筆作りの工程は大変勉強になりました。

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さらに、

①高本社長自らが製品の最終検品をされ続けていること(日の出から作業を始められるそうです)、

②社長の奥様(高本美佐子常務)が筆作りの後進の育成に陣頭指揮をされていること(作業所でずっと指導されています)、

③お二人の御子息のビジネス感覚が素晴らしいこと(拙速な宣伝よりも地道な広報活動に尽力されています)

に脱帽しました。白鳳堂が素晴らしい製品を作り続けている理由が分かったように思います。

長時間、ロケをさせて頂きました。関係者の皆様に心から御礼申し上げます。<(_ _)>

<広島空港>

広島空港のお土産売り場で「黒鯛」シリーズを発見しました。このパッケージの「筆文字」の「黒鯛」が素晴らしいと思いました。

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こちらは「ねぎ焼き」です。空港のお店で食べました。大変美味しかったです。o(^-^)o

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美しい日本の粋(すい)

<文化産業>

2006年9月29日、安倍総理は、所信表明演説で「アニメや音楽などのコンテンツ、食文化や伝統文化などについて、国際競争力や世界への情報発信力を強化する「日本文化産業戦略」を策定します。 」と述べられました。

当時、私は9月30日が締め切りの「文化産業を育成する知的財産に関する調査研究」を執筆していたので、この施政方針演説の内容にびっくり仰天しました。どうして「文化産業」という言葉を使うのだろうと思いました。(^_^;)

「文化産業」という用語は、1947年のフランクフルト学派によって初めて使用されたものです。この思想の源流は、「芸術性と利便性」を理論化したウイリアム・モリスと「ほんものへの評価と待遇論」は「固有価値の経済学」として理論化したジョン・ラスキンです 。

所信表明演説を聴いて、この「文化産業戦略」に密接不可分に関係するものが、「美しい国、日本」に関する箇所だと思いました。

<所信表明演説>

「美しい国、日本」については、「私が目指すこの国のかたちは、活力とチャンスと優しさに満ちあふれ、自律の精神を大事にする、世界に開かれた、『美しい国、日本』であります。」、

「日本を、世界の人々が憧れと尊敬を抱き、子どもたちの世代が自信と誇りを持てる『美しい国、日本』とする」、

「この『美しい国』の姿を、私は次のように考えます。一つ目は、文化、伝統、自然、歴史を大切にする国であります。二つ目は、自由な社会を基本とし、規律を知る、凛とした国であります。三つ目は、未来へ向かって成長するエネルギーを持ち続ける国であります。四つ目は、世界に信頼され、尊敬され、愛される、リーダーシップのある国であります。」

と述べられています。

「美しい国づくり」企画会議

続く2007年1月26日の施政方針演説では、「我が国の理念、目指すべき方向、日本らしさについて、我が国の叡智を集め、日本のみでなく世界中に分かりやすく理解されるよう、戦略的に内外に発信する新たなプロジェクトを立ち上げます」と述べられました。

これを受け、2007年4月3日に、日本画家の平山郁夫氏を座長とする有識者12 名と、内閣官房長官及び内閣総理大臣補佐官を加えた「美しい国づくり」企画会議の第1 回会議が開かれました。

そして、「美しい国づくり」プロジェクトが立ち上がりました。

これに先立ち、2007年3月23日に、企画会議での提言、意見等を受け具体的な企画及び事業を推進するため、内閣官房に「美しい国づくり」推進室が設置されました。

<美しい日本の粋>

2007年4月20 日~6月22 日の間、「美しい国づくり」プロジェクト第一弾の公募「美しい日本の粋~伝えたい私たちの美しさ~」として、自然、文化、芸術、伝統、技術、さらにはその中にある気質や感性など、あらゆるものを対象に、失ってしまったものも含め、なくしてはいけない日本“らしさ”や日本“ならでは”のものを広く募集していました。

2007年5月30日に発表された中間報告を拝見して、かなり興味を持ちました。歴史資源、地域資源、コンテンツ資源など、文化産業の基盤とかなりの部分が重なるからです。(*^_^*)

注目すべきは、男女別応募数で、男性が64.6%、女性が34.7%、不明が0.7%と男性の積極的な回答が多く、40歳代、50歳代の回答が多い点です。

「知財立国」、「観光立国」への影響も大きいと思います。最終報告書が楽しみですね。o(^-^)o

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建仁寺の双龍図

<花見小路>

産学官連携推進会議の帰り道に立ち寄ったのが、「建仁寺」です。京都の八坂神社から四条大橋に向かう途中から「花見小路」を入ったところにあります。

祇園町南側は「歴史的景観保全修景地区」だそうです。家屋を取り巻く竹の細工(何というのでしょう?)が見事でした。景観も、素晴らしい地域資源ですね。(*^_^*)

途中の藍染のお店で「藍染の歴史や特性」について取材させて頂きました。山形の「紅花染」との関係など、後日お知らせしたいと思います。(*^_^*)

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建仁寺

1200年代に開かれた最古の禅宗寺院だそうです。

「大方丈(国指定重要文化財):慶長4年(1599)安国寺恵瓊により安芸の安国寺より移建されたもの。本尊は東福門院寄進の十一面観音菩薩像」、「方丈襖絵(橋本関雪筆「生々流転」「松韻」「伯楽」ほか)」、「国宝 風神・雷神図屏風(複製品):俵屋宗達筆。通常京都国立博物館に寄託のため、複製品展示」など素晴らしいものが拝観できました。建仁寺のHPの解説を転載させて頂きました。<(_ _)>

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<小泉淳作画伯>

私のお目当ては、「双龍図(法堂大天井画)」です。2002年4月、建仁寺開創800年を慶讃して、法堂大天井に奉納されたもので、日本画家、小泉淳作画伯筆。108畳の大きさがあるそうです。

下記は「双龍図」の公開を知らせる看板です。

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実は、生まれて一度だけ、画商で絵を買ったことがあります。特許庁に就職して、最初に戴いたボーナスを叩いて、小泉淳作さんの「泰山木の花(リトグラフ)」を購入し、両親にプレゼントしました。
直感的に素晴らしいと思ったので選びましたら、宗教画にも通じる感性があり、見ているだけで癒される不思議な絵だったからです。

その小泉淳作さんの天井壁画の完成を新聞記事で知っていました。ようやく拝見できて幸せです。(*^_^*)

国宝の建物などは歴史資源でもあり地域資源です。近年描かれたため歴史はありませんが、この天上壁画は京都に来なければ見ることができません。素晴らしい地域資源ですね。(*^_^*)

<日本庭園>

「大雄苑」は、方丈前庭園、枯山水の大らかな前庭です。

いずれの日本庭園も素晴らしかったです。o(^-^)o

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<神社仏閣とハイテク設備>

下の写真の突き当たりは洗面所です。<(_ _)>

一見、古典的なタイプの洗面所と思われますが、中に入るとウォシュレット付のハイテク設備でした。<(_ _)>

されど、入り口にある手洗いは柄杓が備え付けてあるので、こちらも一見、古典的なタイプでした。しかし、「下のボタンを押してください。手洗い用の水が流れます」とあり、竹筒から水が流れるハイテクな設備なのです。<(_ _)>

二重三重に驚かされた洗面所でした。(*^_^*)

防犯上書けませんが、入り口チェックシステムもハイテク装置で驚きました。<(_ _)>

「観光立国」の実現のため、神社仏閣の設備投資は必要ですね。技術開発が必要な分野だと再認識しました。古典的な風情とハイテク技術のコラボレーションは「遊びの実現技術」ですね。o(^-^)o

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ソールワーク

<古野雅子社長>

3月19日(月)はソールワークの古野社長にお目にかかり、1時間半のインタビューさせて頂きました。和柄を世界に発信している第一人者の話は大変勉強になりました。

京都の染色や織物や螺鈿などの伝統技術を現在のファッションに昇華するオーナーデザイナーで、オーラの塊のように元気で、モデルさんのような素敵な方です。(*^_^*)

「飛菊」、「鞠菊」、「フジ牡丹」などの古典柄を、現在の感性に作り直されています。いずれの柄も、なぜか懐かしく、かつ今風で新しい・・・というのが特徴だと思います。

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いきなり初対面で、オフレコの話が連発した面白いインタビューでした。企業秘密のためご紹介できないのが残念ですが、私がこの数年間、抱えていた文化産業に対する疑問が氷解しました。キーパーソンの一人が彼女だったのです。(*^_^*)

日本三景の「松島」のお話も多かったです。こちらは、古野さんのブログに少し書いてあります。

3月20日(火)、「卒業式」と「学位授与式」の間に、六本木のソールワークのお店を覗いてきました。いろいろな年齢層のお客様が来られていました。とても素敵なところです。

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<学位授与式と謝恩会のドレス>

昨日(3月20日)18時半からの学位授与式ではソールワークさんの「飛菊」のドレスを着てみました。

女性の院生や大学事務の方たちは、すぐに気が付いて喜んでくれました。「和柄」は素晴らしい、素敵と言われて嬉しかったです。(*^_^*)

やはりどのような反応があるのかは、自分で着なくては分かりませんね。<(_ _)>

今後、政府系の堅い会議で実験的に和柄のドレスを着てみようと思います。これも文化産業の仕事と教育の一環ですから、御理解下さいね。(*^_^*)

明日の謝恩会では「フジ牡丹」のドレスを着る予定です。さて、どのような反応があるでしょう??o(^-^)o

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NYコレにも「和柄」が登場!!

<2007~2008年秋冬ニューヨークコレクション>

パリに続き、NYのコレクションの話題です。<(_ _)>

2007年2月2~9日の期間、NYコレでは100を超えるブランドが登場します。

今日の讀賣新聞によると、日本デザイナーの小川彰子(あきこ)さんにより、着物柄を裾や袖に取り入れたワンピースなどが発表されたそうです。

なぜ今、和柄を入れたのかを小川さんにインタビューしたいと思います。

<小川彰子さん>

桑沢デザイン研究所を卒業後、企業デザイナーを経て独立され、2001年、「ア・プライマリー・アキコオガワ」ブランドを設立されました。

有楽町・阪急など多数のショップを持っておられるので、定期的にチェックしています。

彼女の服の特徴は「凛とした意思と強さ、デリケートさ」。

ブランド設立からわずか5年でNYコレに進出という快挙を果たされました。更なる御活躍を祈念しています。(*^_^*)

ここ数日、ブログの間隔があいたのは、インタビューや調査を増やし、記事を書いたためです。<(_ _)>

もうすぐ、いろいろな記事になりますのでお楽しみに!!(*^_^*)

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